しゅーとめも・わんもあせいっ

はてブに書ききれないことの追記や雑談。けっこう放言系。

そういえば、WEECKEのC-VAPOR2+ってのを買ったんですよ

 

  IQOSも持ってるけど、あんまり美味しいとは思わないし
先日、またタバコの税率上がるって話も出てきたし

 で、IQOSのヒートスティックも増税対象になるように話進めましょうなんてのがニュースになってたこともあって、以前から気になってはいたけれども手を出すのはどうだろう・・・と思案はしていた電子タバコを買ってみました。

ちょっと脱線してタバコ税制のお話
 タバコは制度上、4類に分けられています
一類:紙巻たばこ
二類:葉巻・パイプ用タバコ
三類:煙管用ほか刻みタバコ
四類:嗅ぎタバコ・噛みタバコほか非着火
 で、タバコには様々な税金が課せられているわけですが、一類の紙巻きがシェアの大部分であるがゆえにこれを基準にしていて、タバコで増税の話が出ると「一本あたり何円」という表記をするわけですね
 それ以外のタバコは、その課税計算法が使えないため、二類は1グラム=一類1本、三類・四類は2グラム=一類1本を相当として計算しています
 IQOSなどの新興勢は現在宙ぶらりんなのですが、税制調査会はこれらのスティックは二類に統一しようとしているらしいです(特にJTのプルームテックは大打撃)
 で、オイラがタバコ増税の話にあんまり警戒してないのは、手巻きタバコは三類に属するので、一類・二類ほどのダメージは受けないんですよね

 engdgetなんかで、特にタバコの葉っぱを焙る「ヴェポライザー」と呼ばれるタイプが、物珍しいアイテムとしての紹介から、「最強選択肢」的な言葉で煽るようになって、イノベイター向けのアイテムからアーリーアダプターが買えるアイテムに変化してきたタイミングじゃないのかな~?と思えるようになってきたので、そろそろ頃合いじゃないのかな?と。

 今回購入したC-VAPOR2+は、レビューも多いので参考にしやすかったということもあり購入に至ったということであります。

 この手の最大の特徴は、ニコチン摂取が出来る事。さらに、その際に専用のタバコを使わずに、市販の紙巻きタバコや手巻き用シャグが使えるため、一本当たりのコストが安い、と言うことが挙げられます。
 紙巻きタバコだとキングサイズの葉っぱの部分を3~4等分くらいにカットしたモノがちょうどチャンバーに収まるようなサイズになります。
 手巻きのシャグだと、レギュラーの紙をスリムフィルターで巻くくらいの量が1回分になります。
 葉っぱの量は0.5グラムくらい。手巻きのシャグは指が覚えている量なので、詰めるのは苦労しないですね。
 各種レビューでは、リキッドやグリセリンを滴下すると爆煙になるとしてお薦めしていますが、シャグの投入口がベタベタになって、メンテナンス性が極端に悪くなるので、オイラは使ってません。
(メーカーも推奨外としているようですし)

 喫味は着火した煙を吸うわけではないので、イガイガ感は当然ありません。マイルドと言うかスムースと言うか。
 IQOSのように、ヒーターをタバコに刺して加熱するのではなく、加熱した空気で発破を炙る「コンベクション方式」なので、“焼き芋”臭・味と称される、あの焦げ臭さもありません。
 それでも、ニコチンなどの成分はじゅうぶんに炙り出されているせいか、酩酊感はしっかりとあります。3本くらいチェーンで吸うと、けっこう気持ち悪くなります。

 使う葉っぱですが、煙を吸うのではないので、フレーバーの風味が前面に出てきやすいようです。
 特に手巻きタバコは、紙巻きたばこで見聞きしないようなフレーバーが多数出回っています。
 オイラも手巻きは基本、無添加系のチェ・シャグ、アメリカンスピリット、アメリカンバイソンのローテーションなのですが、電子タバコについてはフレーバー付きタバコに移行しつつあります。

チョイス・ダブルメンソール:吸った味わいのインパクトを愉しむならこのくらい強烈メンソールがいいんじゃないかな?
スタンレー・アップル:逆に電子タバコの後味、鼻から抜ける風味を愉しむなら、りんご味はベストなんじゃ?

 どっちも、手巻きで吸うにはフレーバーが「煙の味を邪魔する」という評価で、ぶっちゃけ好きではなかったのだけれども、煙の味で勝負しない電子タバコではむしろ利点になっています。
 個人的には嫌いなレベルだった、ベリー系やバニラ系のフレーバーもけっこう吸える…いや、美味しいと言えます。
 愉しみ方がまったく逆になるのは、発見だったし、これから始めようかと考えてる人たちへのアドバイスになると思います。

 メンテナンスは、繰り返し使う機器な以上、どうしても発生します。前述したとおり、オイラはグリセリン系を滴下していないので、たぶんずいぶんラクです。
 吸い殻は、まだ熱いうちに灰皿に捨ててしまいましょう。
カサカサに乾いているので、よっぽど固く押し込んでないならば、軽く手首のスナップを利かせるだけで、うさぎペレットのように固められた葉っぱが落ちるはずです。
 吸い口(用語的にはドリップチップと呼ばれる部分)は炙った空気と葉っぱが含有していた湿気が結露するので、吸い終わったら毎回…とまでは言いませんが、適宜拭き取りましょう。この機械、標準ではガラス製のチップが付属しているのですが、1~2回の使用で水滴が付きます。
 チャンバー内も細かい粉状になった葉っぱやヤニといった落としきれないものが付着していくので、毎日寝る前の充電始める前にしっかりと拭き取ったほうがいいと思います。
 薬局で手に入る無水アルコールを綿棒に染み込ませ、チップやチャンバー内を一通り拭いてあげましょう。
 一回5分もかからない作業です。面倒くさいと忌避するほどの手間ではないですよ。

 ここまで書いたので、弱点・デメリットのほうを
 誰もが言うのが、バッテリー。一回の喫煙でおおよそ12%の電気を消費します。設定温度を変えても対して変わらないようです。
 満充電から10本吸えないのは、普段使いにはちょっとキツいかな~と言わざるをえないでしょうね。
 各所でアラート出していますが、この機械は充電に対して1A給電を指定しています。最近スマホ用でモバイルバッテリーは安価に販売されていますが、スマホ前提にすると2A給電が基本なため、特に安いのは、2Aでしか出力しないタイプがあります。
 1A給電口があるタイプか、高くなりますが機器に合わせて電圧を可変する回路を組み込んだものを持ちましょう。
 まあ現状、バッテリー以外は不満の言いようがない、おすすめできる電子タバコですよ。