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完全自立兵器反対派はどうしてこう、「安易な戦争」に逃げたがるのか

ニュース - 科学&宇宙 - ロボット兵士が戦場へ? - ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト(ナショジオ)

ロボットは国家が戦争をしやすくする可能性があり、(また)それゆえに独裁者が自国民を制圧する目的にも使われかねない。もしロボットが制御不能になったら、誰が責任をとるのでしょうか。機械が人間を殺すことは許容されることでしょうか。

 またぞろこういう話か・・・と、頭が痛くなりますな。
言ってることは単純です。だから解りやすい。素人にでもイメージしやすい。イメージしやすいから共感もされやすい。
 でもしかし、ひっくるめて単純化させたがゆえに見落とし・そぎ落としが発生して結論が間違った方向に行ってしまうのは多々あるのです。

 戦争はそうそう簡単に始まるものじゃありません。数年の交渉を重ねても解決できず、年単位の綿密な計画立案期間を経て、最後通牒突きつけて、やっとこさ始まるのです。
しかもその途中で“戦前+戦費<戦後”がコストだけでなく、第三国の感情やらなんやら色んな要素ひっくるめて、トータル値で成立しなければ戦争にはなりません。
 戦争はどんな形であれ「今より、戦後がマシになる未来予想図」が描けない限り、始まらないものなのです。

 独裁者云々もまた然り。権力の掌握とともに独裁者は富も掌握します。独裁者が支配する国は得てして疲弊するものです。国力がないのでそんな兵器を揃えられないし、買えたとして、維持する兵士を育てる予算に金が回らなくなります。その金を独裁者は欲するでしょう。
 もしも、独裁者の暴力が民心から民「身」に変わるときは、末期のパニック状態ゆえの選択であって、その日のために準備している独裁者なんていうのは皆無ですよ。その辺はカダフィの末路でも明白です。

こういう人たちは「安易な戦争」という言葉が大好きなようですが、
戦争にもともと安易なんてものはありません。彼らが仮定する世界は、そうなる前に破綻する話ばかりなのです。複雑な過程に迂闊にも目を向けていないか、わざと触れないことで自説の強化に使っているだけ、と断言したいですね。

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※移転にあたり、語尾や表記の修正・加筆を行いました。